セキュリティ規格・認証制度 - セキュリティ
最終更新日: 2026-07-25
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ISMS(ISO/IEC 27001・JIS Q 27001)とプライバシーマーク(Pマーク)の違い
ISMSが情報セキュリティを適切に管理するための仕組み・システムであるのに対し、ISO/IEC 27001はそのISMSをどのように構築・運用するかを定めた国際規格。
ISO27001(ISMS認証)
- 国際標準規格。海外でも通用するため、海外展開がある場合は取得のメリットが大きい。
- 適用範囲内の個人情報を含む情報資産すべての保護を対象とする。
- 「適用範囲」とは、規格が定める要求事項(企業が実現すべき基本要件)に基づいて改善すべき範囲のこと。適用範囲を明確にし、プロセスの起点と終点を指定することで、どこを改善すべきかが明確になる。
- 適用範囲を企業全体だけでなく、特定の部署や支店に限定することもできる。そのため、機密情報をあまり扱わない部署などを除外して取得するといった、ある程度の柔軟性がある。
- 仕組みづくり・体制づくりは求められるが、具体的な手順までは規格で定められておらず、取得する企業に合わせてルールや文書を作成できる。
- 取得審査後、3年に1回の更新審査と、それ以外の年は毎年の維持審査が必要。
- 取得難易度はPマークと同程度と言われる。
プライバシーマーク(Pマーク)
- 企業全体の個人情報のみが保護対象。ISMSとは異なり、企業の財務情報や業務マニュアルといった個人情報以外の情報は対象に含まれない。
- 適用範囲は「企業全体」と規格で定められている。そのため、個人情報をあまり扱わない部署や支店があっても、対象から除外することはできない。
- 個人情報を保護するための手順や作成すべき文書が規格によって定められているため、企業規模に関わらずルールや文書に大きな違いは出にくい。
- 取得審査後、2年に1度の更新審査が必要。
- 費用の目安(小規模事業者の場合、公式サイトの料金表より)
- 新規申請料: 52,382円(税込)
- 審査料: 209,524円(税込)
- Pマーク使用料(2年間): 52,382円(税込)
- 新規申請費用合計: 314,288円(税込)
- 更新時: 230,478円
- (IMO) 初年度は30万円強、1年あたりに換算すると10万円強のコスト感。
- https://privacymark.jp/p-application/cost/index.html
- (執筆時点の情報) 2026年10月1日申請分より料金改定が予定されており、申請料・審査料等が約10%(小規模事業者は約6.53%)値上げされる見込み。上記の金額は改定前(2026年9月30日以前申請)のもの。